富田川治水組合の概要

富田川
紀伊半島の中部、安堵山(あんどさん)に源を発し、田辺市(旧中辺路町・大塔村)、上富田町、白浜町を流れ紀州灘に注ぐ、幹川流路延長約46.0キロメートル、流域面積254.1平方キロメートルで和歌山県が管理する二級河川である。

富田川治水組合
富田川は元々天井川で河床が周辺の平面地より高くなっており、災害を防ぐために堆積土の浚渫の必要性があった。このことから昭和26年に富田川流域の9つの村で組合を発足。現在は田辺市、白浜町、上富田町の3市町で構成、治水事業のほか、流域の水資源保全や環境保全事業にも取り組んでいる。

※昭和26年 川村・栗栖川村・鮎川村(現田辺市)、市ノ瀬村・岩田村・生馬村・朝来村(現上富田町)、北富田村、西富田村、南富田村、東富田村(現白浜町)の11の村で発足。

組合組織
組合の管理は構成市町村の首長が行い、管理者、参与とし、管理者になった市町で事務局を担当する。議会については、市町の代表議員各4名の12名で組織する。議会は定例議会を年3回開会している。

財産管理
地元森林組合に委託し、森林組合が事業主体となり補助を受け維持管理を行っている。

事業内容
必要に応じて治水、水源保全の啓発活動を行う。
富田川河川の流水保全のために、河川内の立木伐採等を行っている。
水源保全のために、水源涵養(かんよう)樹林「恵みの森」として広葉樹の植栽を行っている。

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和歌山県西牟婁郡上富田町朝来763番地
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更新日:2023年03月29日