土砂災害洪水ハザードマップについて(2025年改訂版)

 このたび土砂災害洪水ハザードマップを改訂しました。今回の改訂については、水防法に基づき令和6年3月に和歌山県により新たに指定された9河川(県管理河川)の洪水浸水想定区域を反映しています。前回のハザードマップ(2020年改訂版)と比較すると、対象河川が増えており、洪水浸水想定区域が拡大しております。

 また、土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律により指定された土砂災害特別警戒区域および警戒区域(急傾斜地の崩壊、土石流、地すべり)も示しています。

 このマップを参考に、日頃から浸水や土砂災害が起こりそうな場所を把握し、災害に対する備えに役立ててください。

 

新たに洪水浸水想定区域が指定された河川について

 新川・惣田川・生馬川・板木川・田熊川・岡川・根皆田川・清水谷川・汗川 

 ※前回のハザードマップ(2020改訂)は富田川と馬川のみ

 

◎各河川の想定最大規模降雨について

 富田川流域(水位周知区間) 24時間総雨量838mm

生馬川流域・板木川流域・岡川(右支川)流域・

田熊川流域・汗川流域・清水谷流域・新川流域

1時間雨量140mm
 惣田川流域・馬川流域・岡川流域・根皆田川流域 24時間総雨量1089mm

 ・想定最大規模の降雨は1,000年に1回程度を想定しています。1,000年毎に1回発生する周期的な降雨ではなく、1年の間に発生する確率が1/1,000(0.1%)以下の降雨です。

 

◎洪水浸水想定区域図について

 ハザードマップに表示されている洪水浸水想定区域図は、それぞれの河川ごとのシミュレーションから得られた浸水深のうちの最大値を用いて作成しています。対象河川以外の河川の氾濫、対象河川が複数ある場合の同時氾濫、堤防満杯流量が小さく想定最大規模の洪水時に堤防天端水位を一連の区間に渡って大きく超える河川区間における河川堤防の決壊による氾濫範囲の拡大、シミュレーションの前提となる降雨を超える規模の降雨による氾濫及び高潮や内水による氾濫等を考慮していませんので、この洪水浸水想定区域図に指定されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される水深が実際の浸水深と異なる場合があります。

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更新日:2025年03月07日