(目的)

第1条　この規則は、教育の機会均等を得させるため、家庭の事情により、進学困難な者に対し、学費の一部を貸付けすることを目的とする。

(奨学金)

第2条　奨学金は、基金及びそれより生ずる利子、その他の一般寄附金と町費をもってこれに充て、毎年予算の範囲内でその額を定める。

(奨学生の資格)

第3条　奨学金の貸付けを受ける者(以下「奨学生」という。)は、次の各号該当者のうちから、上富田町奨学審議会(以下「審議会」という。)に諮って定める。

(奨学生志願)

第4条　奨学生志願者は、在学学校長を経て、次の書類により2月末日までに願い出なければならない。ただし、教育委員会において特別な事情があると認めるときは、第3号及び第4号に掲げる書類を省略させることができる。

(奨学金の貸付)

第5条　奨学金は、年2回本人又はあらかじめ定めた人に貸付けする。ただし、教育委員会において特別な事情があると認めるときは、1ケ年分を合わせて貸付けすることができる。

(奨学金の貸付条件)

第6条　奨学金の貸付条件は、次の各号に定めるところによる。

(入学後の手続)

第7条　志望学校に入学したときは、直ちに在学証明書を町長に提出しなければならない。

(奨学金の休止及び復活)

第8条　奨学生が休学したときは、町長は、審議会に諮ってその期間奨学金の貸付けを休止する。ただし、やむを得ない事由により休学したときは、町長は、審議会に諮って奨学金の貸付けを継続することができる。

(奨学生の取消)

第9条　奨学生が次の各号の1に該当すると認められたときは、町長は、審議会に諮って奨学生たることを取り消すものとする。

(奨学金の返還責任)

第10条　学生の本分に反する行為があると認められるときは、町長は、審議会に諮って奨学生及び連帯保証人に対して奨学金の返還を求めることができる。

(返還の債務の猶予並びに免除)

第11条　町長は、奨学金の貸付けを受けた者が、災害、疾病その他やむを得ない事由で申し出のあったときは、審議会に諮って返還の期間を猶予することができる。

(補則)

第12条　この規則に定めるもののほか、この規則の施行に関し必要な事項は、別に定める。