○上富田町地域支援事業実施要領

平成18年4月10日

要領第1号

(目的)

第1条 この要領は、上富田町地域支援事業(以下「地域支援事業」という。)実施要綱に基づき、高齢者の介護予防と生きがいの増進並びに地域での社会参加を促進するとともに、要介護状態等になるおそれのある高齢者並びに家に閉じこもりがちな高齢者等に対し、各種介護予防等サービスを提供することにより、要介護状態等になることの予防、自立生活の助長並びに社会的孤立感の解消を図ることを目的とする。

(事業の実施内容)

第2条 上富田町地域支援事業は、次に掲げる事業を実施するものとする。

(1) 介護予防事業

要介護状態及び要支援状態になることの予防又は、要介護状態等の軽減若しくは悪化の防止を図る。

[事業実施内容]

(ア) 介護予防スクリーニングの実施

目的…対象者について、基本チェックリストや利用者基本情報・面談などにより情報を把握し、生活機能の低下の原因や背景等の分析を行い、各領域において共通した根本的な問題や課題を定めて支援のニーズを明らかにし、介護予防サービスの提供を図る。

内容…基本チェックリストや面談及び主治医意見書等を活用して、利用者の心身の状況など現在の状態を課題分析し、介護予防サービスのアセスメント及び介護予防ケアプランを作成する。

(イ) 介護予防サービスの提供

① 転倒骨折予防教室

目的…転倒骨折予防ケアの支援を図るため、身体能力を高め自立した生活を送り、精神的に充実した張り合いのある生活を実現する。

内容…生活相談、健康診断、生活指導、運動機能訓練や、転倒骨折予防ケアのための生活支援等を実施する。

開催場所…高齢者憩の家及び公民館等

開催回数…町内 7ケ所 毎月2回実施する

指導員…保健師をはじめ保健・福祉担当職員を充てる

教室の重点課題

転倒予防のためには、身体のバランス感覚と身体の柔軟性を高める。

1 日頃使っている筋肉と、使っていない筋肉の差を無くす。使っていない筋肉を中心に体操を行う。(歩行では、ふくらはぎの筋肉を使うが、転倒予防に必要な足を拳上する筋肉は、大腿四頭筋を使うなど目的に応じた筋肉を鍛える。)

2 柔軟性を高め、関節の動きを滑らかにして、転倒しても骨折など大きな怪我を予防する。

3 バランス感覚を鍛え、身体のふらつきを修整できるような能力をつける。

4 体操以外にレクレーションなどを取り入れ、お互いのコミュニケーションなどを図り、交流を深める。

5 体力測定の実施(7月・3月、年2回)

プログラム

午前の部

午後の部

内容

AM9:30~

PM1:00~

身体の状況把握(血圧測定・体調状態)

10:00~

1:30~

1時間体操

11:00~

2:30~

10分間休憩

11:10~

2:40~

20分講義(保健・福祉・介護保険等)

レクレーション(ゲーム・カラオケ等)

11:30

3:00

終了(必要に応じ、食事会)

② 運動器の機能向上

目的…運動器の機能向上が必要な虚弱高齢者を対象に、機能的トレーニングなどを実施、日常生活能力等運動器機能の改善を図る。

内容…

① アセスメント…医学的な側面に関する評価

② 個別計画書の作成等

③ サービスの提供

1) ストレッチング

2) 各筋力トレーニング(バランス・コンディショニング)

3) 運動に関する相談及び個別相談

④ 事後のアセスメント…目標達成度合

⑤ モニタリング…評価

開催場所…上富田町地域福祉センター

開催回数…毎月 第1・2・3週の月木曜日 実施

指導員…理学療法士 他

プログラム

内容

 

AM11:30

送迎

PM12:00

昼食

13:20

健康チェック

13:30

 

}運動器の機能の向上

15:00

レクレーション等

16:00

送迎

③ 口腔機能の向上

目的…口腔機能の低下のおそれがある高齢者を対象に、口腔衛生、摂食、嚥下機能など口腔機能の向上を図る。

内容…

① アセスメント…改善目標の把握

② 個別計画書の作成等

③ サービスの提供

1) 口腔機能の向上の教育

2) 口腔清掃の指導・実施

3) 摂食・嚥下機能に関する訓練の指導、実施

④ 事後のアセスメント…目標達成度合

⑤ モニタリング…評価

開催場所…上富田町地域福祉センター

開催回数…毎月1回 実施

指導員…歯科衛生士 他

プログラム

内容

 

AM11:30

送迎

PM12:00

昼食

13:20

健康チェック

13:30

 

}口腔機能の向上

15:00

レクレーション等

16:00

送迎

④ 栄養改善

目的…低栄養状態のおそれがある高齢者を対象に、栄養指導・栄養改善など、栄養ケアマネジメントを実施する。

内容…

① アセスメント…栄養状態の評価、改善目標の把握

② 個別計画書の作成等

③ サービスの提供

1) 栄養相談

2) 情報提供

3) 簡便料理等の実演

④ 事後のアセスメント…目標達成度合

⑤ モニタリング…評価

開催場所…上富田町地域福祉センター

開催回数…毎月1回 実施

指導員…栄養士 他

プログラム

内容

 

AM11:30

送迎

PM12:00

昼食

13:20

健康チェック

13:30

 

}栄養改善

15:00

レクレーション等

16:00

送迎

⑤ 生きがい活動支援事業

生きがい活動支援事業実施要綱を適用する

⑥ 生活管理指導短期宿泊事業

生活管理指導短期宿泊事業実施要綱を適用する

⑦ 軽度生活援助事業

軽度生活援助事業実施要綱を適用する

(2) 包括的支援事業

高齢者が、住み慣れた地域で安心して生活を継続することができるよう保健・福祉等様々なサービスの提供を支援する。

(ア) 上富田町地域包括的支援センターの設置

上富田町地域包括的支援センター運営協議会設置要綱を適用する

(イ) 介護予防ケアマネジメントの実施

① 介護予防ケアプランの作成

目的 利用者や家族に対して、総合的な観点から、抜本的な課題に対する目標を示し、これに基づき介護予防ケアプランを作成する。

内容 生活機能の低下を予防するため、利用者自らが取り組む生活行為・行動の変容や健康管理・生活習慣の改善などプランに盛り込む。

② サービス計画のアセスメント等

目的 利用者について、基本チェックリストや利用者基本情報・面談などにより情報を把握し、生活機能の低下の原因や背景等の分析を行い、問題や課題を定めて支援のニーズを明らかにする。

内容 基本チェックリストや面談及び主治医意見書等を活用して、利用者の心身の状況など現在の状態を課題分析し、介護予防サービスのアセスメント行う。

(ウ) 総合相談・支援の実施

① 総合相談をはじめ、健康相談や健康教育の実施

目的 高齢者が気軽に来所できるよう相談窓口を設置し、高齢者等の様々な相談に応じ、その問題の解決に努める。

内容

1) 高齢者等に身近な存在である民生委員等、相談の内容や地域の実情に応じて適切に対応する

2) 相談は、無料とする

3) あらゆる相談に応じる

4) 総合的な互相談を通じ、健康相談や健康教育の推進を図る

相談窓口 上富田町地域包括支援センター

開設日 月曜日から金曜日(土日祝祭日除く)

時間 午前8時30分から午後5時15分まで

指導員 社会福祉士 他

② 高齢者実態調査

目的 地域の要援護高齢者等の心身の状況及びその家族等の状況等の実態を把握するとともに、介護ニーズ等の評価を図る。

内容 実態調査については、地域の民生児童委員等の協力をもって実施する。

(エ) 高齢者に対する権利擁護の実施

① 高齢者の虐待に関する相談・措置等の支援

目的 高齢者に対する虐待の早期発見及び虐待の防止を図るとともに、高齢者やその家族に対し、高齢者虐待に関する正しい知識を付与し、若しくは、相談に応じ事例に即した適切な対応を図るとともに、その問題の解決に努める。

内容

・高齢者虐待に関する個別相談窓口の設置

・虐待を受けた高齢者に対する保護のための措置

・高齢者を介護する者への支援のための必要な措置

・高齢者虐待防止ネットワーク委員会等の設置

② 成年後見制度の活用

目的 介護保険サービス・障害者福祉サービスの利用観点から、認知症高齢者又は知的障害者に対する成年後見制度の利用を促進し、広報・普及活動を図る。

内容

1) 成年後見制度のわかりやすいパンフレット等の配布

2) 高齢者又は知的障害者やその家族に対する相談

3) 後見事務等を実施する団体等の紹介

4) その他成年後見制度の利用促進に資する事業

利用対象者 介護保険サービス又は障害者福祉サービスを利用し、又は利用しようとする身寄りのない重度の認知高齢者、知的障害者

(オ) 包括的・継続的マネジメントの実施

主治医・介護支援専門員との多職種協働と地域の関係機関との連携により、包括的・継続的なケアマネジメント支援を実施する。

① ケアマネージャー等に対する個別相談窓口の設置

目的 介護支援専門員等の日常的な業務の円滑な実施を支援するため、専門的な見地からの個別指導、相談への対応を図る。

場所 上富田町地域包括支援センター

開設日 月曜日から金曜日(土日祝祭日除く)

時間 午前8時30分から午後5時15分まで

指導員 主任介護支援専門員 他

② 地域支援ネットワーク実行委員会の設置

(3) 任意事業

要援護高齢者等及びその家族等に対し、制度の趣旨や適切な介護知識・技術等必要な情報を提供し、身体的・精神的・経済的負担の軽減を図り、在宅生活を支援する。

(ア) 介護給付等適正化事業

① 介護給付等費用の適正化の検証

(ア) 事業の趣旨

介護保険の円滑かつ安定的な運営を確保する観点から、真に必要な介護サービス以外の不要なサービスが提供されていないかの検証や制度の趣旨や必要な各種情報の提供を図るとともに、利用者に適切なサービスを提供することにより、介護給付費の適正化を図る。

(イ) 実施内容

・介護予防ケアマネジメントにおけるモニタリングにおいて、必要な介護サービス以外の不要なサービスが提供されていないかの検証

・制度の趣旨や良質な事業展開のために必要な情報の提供や啓発を実施する。

(イ) 家族介護支援事業

① 家族介護者教室の実施

(ア) 事業の趣旨

高齢者を介護している家族等の様々なニーズに対応し、各種サービスを提供することにより、高齢者を介護している家族の身体的・精神的・経済的負担の軽減を図るとともに、要介護高齢者の在宅生活の継続、向上を図ることを目的とする。

(イ) 利用対象者

高齢者を現に介護している家族や近隣の援助者等

(ウ) 実施方法

(1) 利用対象者に対して、者介護方法や介護に関する効果的な記録方法、介護予防、介護者の健康づくり等についての知識・技術を習得させるための教室を開催するものとする。

(2) 教室の開催について、月1回程度実施するものとする。

実施日 毎月 土曜日

時間 午前9時から11時30分まで(予定)

会場 上富田地域福祉センター

内容 知識や技術を学習し、家庭や地域、ボランティア活動の場で生かせることを目的とした研修内容

(3) 利用料 利用料は、無料とする。

ただし、必要に応じた教材費等については、実費を負担する。

② 介護用品の支給

家族介護支援対策事業実施要綱を適用する

③ 家族介護慰労金の支給

家族介護慰労金支給事業実施要綱を適用する

(ウ) その他、本事業の目的を達成するために必要な事業

(関係する事業との効果的運用)

第3条 この事業を運営するにあたり、他の保健福祉事業に関する諸事業等との調整・連携に十分配慮するものとする。

附 則

この要領は、公布の日から施行し、平成18年4月1日から適用する。

上富田町地域支援事業実施要領

平成18年4月10日 要領第1号

(平成18年4月10日施行)

体系情報
第8編 生/第1章 社会福祉/第3節 老人福祉
沿革情報
平成18年4月10日 要領第1号