校長あいさつ

 市ノ瀬(いちのせ)小学校のホームページにお越しいただきありがとうございます。

 市ノ瀬は、上富田町の東端部に位置し、中心部を富田川が流れる豊かな自然に恵まれた土 地です。古歌に「木の国の ひとせの里に 今やこの 昔守らん いちはらの荘」とあり、古くは櫟原荘一ノ瀬と呼ばれていました。南岸には熊野古道があり、県指定文化財の「一瀬(いちのせ)王子(おうじ)跡」があります。この王子跡は,熊野九十九王子の一つで建仁元年(1202年)の 熊野御幸記に記されています。北岸には、中世の紀南の領主山本氏の龍松山城跡や春日神社があり、歴史的にも由緒深い土地です。春日神社では地元保存会の方々により、毎年秋に奉納芝居が奉納されています。

近年、周辺市町からの移住等により人口は一時増加傾向にありましたが、現在は横ばい状態です。また、まちづくりの推進や早期からのみまもり隊の活動など地域づくりの活動がとても盛んな地域でもあり、地域と学校が日頃から協働・連携するコミュニティスクールの素地が培われている地域といえます。

 

 本校は、市ノ瀬地域の中央部を東西に流れる富田川の南岸にあり、北側には富田川の川面、 南側には河岸段丘と緑の山並み、西側には豊かな水田、東側には龍松山城跡を望むことがで きる自然豊かなところに位置しています。

 

 児童は、素直で明るく活動的で、学年をこえて仲の良い子どもたちです。縦割り班活動等においては、6年生を中心に協力し合い、掃除や集会に取り組んでいます。

また、学校・保護者・地域が連携し学校図書館環境の改善、読書活動の推進に取り組み、令和3年度には「きのくに読書活動優秀実践校表彰」、令和4年度には「子供の読書活動優秀実践校 文部科学大臣賞」を受賞しました。 

来年度は創立150周年を迎えるため、実行委員会設立など準備を始めています。

 

 今年度は、10名の新入生を迎え、全校児童116名でスタートしました。

私はこの市ノ瀬で生まれ育ち、本校が母校でもあります。自然豊かで、温かい地域の方々に見守られる環境の中、ふるさと学習を大切にし、「明日も来たい楽しい学校」、子どもたちの「大切な根っこを育てる学校」として、職員一同、精一杯がんばりたいと思います。

今後とも、保護者の皆様や関係者、地域の皆様のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

                        上富田町立市ノ瀬小学校

校長   山口 仁美

スクールプラン(学校経営方針)

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更新日:2022年04月01日